ハングルのしくみ子音と母音を組み合わせて1文字を作る
ハングルは、韓国語を書き表すための文字です。15世紀に、朝鮮王朝の第4代の王・世宗(セジョン)大王のもとで「だれでも読み書きできる文字を」と作られました。
見た目は複雑そうですが、しくみはローマ字とよく似ています。子音の部品と母音の部品を組み合わせて、1文字(=1つの音のかたまり)を作ります。部品は基本の子音14個と母音10個だけ。これを覚えれば、初めて見る単語でも声に出して読めるようになります。
① 子音+母音で1文字になる
たとえば「가(カ)」は、子音 ㄱ(k)と 母音 ㅏ(a)を組み合わせた文字です。ローマ字の k + a = ka と同じ考え方です。
- 가ㄱ + ㅏk + a = カ
子音が左・母音が右 - 고ㄱ + ㅗk + o = コ
子音が上・母音が下 - 강ㄱ + ㅏ + ㅇk + a + ng = カン
いちばん下がパッチム
② 組み立て方は3通り
| 型 | 母音の形 | 例 |
|---|---|---|
| 左右型 | 縦長の母音(ㅏ ㅑ ㅓ ㅕ ㅣ)は、子音の右に書く | 가 너 미 |
| 上下型 | 横長の母音(ㅗ ㅛ ㅜ ㅠ ㅡ)は、子音の下に書く | 고 누 므 |
| パッチムつき | 上の2つのさらに下に、もう1つ子音(パッチム)を書く | 강 눈 밥 |
読む順番は、どの型でも 左上 → 右(または下)→ いちばん下 です。
③ 母音だけの音には ㅇ を付ける
ハングルは必ず「子音の位置」に何かを書く決まりです。「ア」のように母音だけの音は、音のない子音 ㅇ を付けて 아 と書きます。
- ㅇ + ㅏ = 아(ア) ㅇ + ㅗ = 오(オ)
- 同じ ㅇ でも、下(パッチム)に来ると「ン(ng)」の音になります。例:강(カン)
④ 日本語と似ているところ
韓国語は、語順が日本語とほぼ同じで、「は・が・を」にあたる助詞もあります。漢字がもとになった言葉(漢字語)も多く、音が似ているものがたくさんあります。
| 韓国語 | 読み方の目安 | 意味 |
|---|---|---|
| 가족 | カジョク | 家族 |
| 도서관 | トソグァン | 図書館 |
| 약속 | ヤクソク | 約束 |
| 무료 | ムリョ | 無料 |
| 준비 | チュンビ | 準備 |
⑤ 覚える順番のおすすめ
- 1. 基本母音10個(아 야 어 여 오 요 우 유 으 이)
- 2. 基本子音14個(가 나 다 라 마 바 사 아 자 차 카 타 파 하)
- 3. 複合母音11個(애 에 와 워 위 의 など)
- 4. パッチムと、音がつながるルール(連音化)
このサイトでは、それぞれを学習ページとゲームで練習できます。

