確率の基本中2確率=場合の数の割合・0〜1・約分
あることがら(できごと=事象)がどれくらい起こりやすいかを、0から1までの数で表したものを確率(かくりつ)というんだ。
① 確率の求め方
起こりうる結果がどれも同じ程度に期待できるとき、確率は次の式で求められるよ。
「あてはまる場合の数」は、その事象が起こる結果が何通りあるか。「全部の場合の数」は、起こりうる結果が全部で何通りあるか、という意味なんだよ。
② 確率は 0 〜 1
確率は0以上1以下の数になるよ。絶対に起こらないことの確率は0、必ず起こることの確率は1なんだ。
③ サイコロの例
サイコロを1回ふると、出る目は1〜6の6通り(全部の場合の数)だよ。下の図を見てみよう。「3が出る」のは図の中の1つだけだから、確率は 16 になるんだ。
「偶数(2・4・6)が出る」のは3通りになるから、確率は次のように求められるよ。
④ コイン2枚の例
コインを2枚投げると、出方は下の樹形図(じゅけいず)のように枝分かれするよ。1枚目が表か裏か、そのそれぞれで2枚目が表か裏か…と数えると、全部で4通りあるのが見えるんだ。
つまり出方は(表,表)(表,裏)(裏,表)(裏,裏)の4通りだよ。「少なくとも1枚は表」は、表表・表裏・裏表の3通りだから、確率は 34 になるんだ。
⑤ サイコロ2個は「表」で数える
大小2つのサイコロを同時にふるとき、出方は 6×6 で36通りあるよ。数が多いから、樹形図よりも表(ひょう)に書くほうが数えやすいんだ。下の表は、縦の目と横の目をたした和を書きこんだものだよ。
だから「和が7になる」確率は 636 = 16 だよ。同じように、「ぞろ目(2つとも同じ目)」は斜めに6個並ぶから 636 = 16、「少なくとも1つは6」は右のはしと下のはしで11個だから 1136 になるんだ。
※ 大小2つのサイコロは区別して数えるよ。(大1・小2)と(大2・小1)は違う出方だから、別々に1通りずつ数えるんだ。
⑥ じゃんけんの例
2人でじゃんけんを1回すると、AさんとBさんの手の組み合わせは 3×3 = 9通りだよ。表にすると、Aの勝ち・あいこ・Aの負けがそれぞれ3通りずつでちょうど同じ数になるんだ。
| Aの手 \ Bの手 | グー | チョキ | パー |
|---|---|---|---|
| グー | あいこ | Aの勝ち | Aの負け |
| チョキ | Aの負け | あいこ | Aの勝ち |
| パー | Aの勝ち | Aの負け | あいこ |
あいこになる確率も、Aが負ける確率も同じ 13。3つをたすと1になるね。
⑦ くじの例
10本のくじに当たりが2本あるとき、1本引いて当たる確率は 210 = 15(約分)だよ。
「はずれを引く」のは、当たり以外の8本だから 810 = 45。当たる確率とはずれる確率をたすと1になるんだ。このように「〜でない」ほうの確率は、1から引くと早く求められるよ。
⑧ 約分して答える
求めた確率は、分母と分子をその最大公約数で割って、できるだけ約分した形で答えよう。26 と 13 は同じ値だけど、普通は約分した 13 で答えるんだよ。

