一次方程式の基本中1等式の性質・移項・ax+b=c の解き方
まだ分かっていない数を x(エックス)などの文字で表して、その x についての等式(イコールでつないだ式)のことを方程式(ほうていしき)っていうんだ。x が1次(x の2乗などが出てこない)の方程式を一次方程式っていうよ。
方程式が成り立つような x の値を見つけることを「方程式を解く」、その値を方程式の解っていうんだ。
① 等式の性質(てんびんのイメージ)
等式は、左右がつり合ったてんびんと同じなんだ。両辺に同じことをしても、つり合いはちゃんと保たれるんだよ。これを等式の性質っていうよ。
| 両辺にすること | 変形した式 | 例 |
|---|---|---|
| 同じ数を たす | A+C = B+C | x-3=5 → x=8 |
| 同じ数を ひく | A-C = B-C | x+3=8 → x=5 |
| 同じ数を 掛ける | A×C = B×C | x2=3 → x=6 |
| 同じ数(0以外)で 割る | AC = BC | 2x=8 → x=4 |
この性質を使って「x だけが片側に残る」ように両辺を変形していくと、方程式が解けるんだ。さっきのてんびんなら、両方の皿から同じ 3 を取りのぞくと、左に x、右に 5 が残って x=5 だって分かるよ。
② ax+b=c の解き方
例えば 2x+3=11 を解いてみよう。
2x+3 = 11
まずは、両辺から 3 をひくよ(左の「+3」を消すんだ)。
2x+3-3 = 11-3 → 2x = 8
つぎに、両辺を 2 でわろう(x の係数 2 を 1 にするんだ)。
2x÷2 = 8÷2 → x = 4
こうして解は x=4 って求められるよ。元の式に入れると 2×4+3=11 になって、ちゃんと成り立ってるね(これが検算だよ)。
③ 移項(いこう)
「両辺から 3 をひく」っていう操作は、左辺の +3 を符号を変えて(=-3にして)右辺へ移したのと同じことなんだ。これを移項っていうよ。
2x+3 = 11 → 2x = 11-3
移項するときは、移す項の符号(+とー)を必ず反対にするのがポイントだよ。
④ 両辺に x があるとき(ax+b=cx+d)
両辺に x があるときは、まず x の項を片側に、数の項を反対側に集めよう。例えば 4x+2=3x+8 なら、3x を左へ・2 を右へ移項するんだ。
4x-3x = 8-2 → x = 6
x の係数が残ったときは、最後にその係数で両辺をわって x=◯ の形にしよう。
⑤ 解き方の手順(まとめ)
- 1. x の項を一方の辺に、数の項をもう一方の辺に移項する(符号を変えてね)。
- 2. 両辺をそれぞれ計算して ax=b の形にする。
- 3. 両辺を x の係数 a で割って x=◯ にする。
- 4. 求めた解を元の式に入れて検算しよう。

